シャビ監督、初陣で靴が吹っ飛ぶ珍事! 怒りの蹴り上げで「スニーカーを天国へ…」

監督デビューを果たしたアル・サッドのシャビ監督【写真:Getty Images】
監督デビューを果たしたアル・サッドのシャビ監督【写真:Getty Images】

判定に不満爆発のシャビ、監督としてのキャリアは「靴を失うところから始まった」

 カタール1部アル・サッドの指揮官に就任したシャビ・エルナンデス監督は現地時間6日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦第1戦のアル・ドゥハイル戦で指揮官としてデビューを飾った。試合は1-1で終えた一方、判定への不満からボトルを蹴り上げようとした際、右足の靴が飛んでいってしまうハプニングが話題を呼んでいる。

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 2015年にバルセロナからアル・サッドに移籍したシャビ氏は、4年間プレーした後、昨季終了後に現役引退を決断。今年5月にアル・サッドの指揮官に就任していた。初陣となったアル・ドゥハイルとの同国対決は1-1の痛み分けとなったが、試合終盤にシャビ監督は思わぬハプニングに見舞われることとなった。

 敵陣のペナルティーエリアで相手選手の腕にボールが接触するも、PK判定が与えられず。シャビ監督は激しいジェスチャーで猛抗議したが、判定は覆らず、苛立ちを露わにした。そして怒りをぶつけるべく、タッチライン際でボトルを蹴り上げようとしたが、勢い余って靴が脱げてしまう。遠い彼方へと飛んでいってしまい、不満を捲し立てながらも、吹っ飛んだ靴の行方を眺めることになった。

 このワンシーンに、シャビ監督の母国スペインメディアも注目。スペイン紙「AS」は「シャビの監督としてのキャリアは靴を失うところから始まった」と取り上げると、スペイン紙「マルカ」は「ボトルとスニーカーを天国へ打ち込んだ」と見出しを打って報じている。その後、シャビ監督は左足だけ靴を履いた状態で戦況を見守ることになった。

 現役時代は“ピッチの指揮官”としての能力を遺憾なく発揮しており、監督としての手腕にも期待が寄せられているが、“デビュー戦”は思わぬ形で世界の話題をさらうことになったようだ。

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