「もったいない」「自覚だけ」 風間監督の口を突いた、浦和戦で露呈した名古屋の“隙”

関根に同点弾を許した場面では、時間の使い方に課題「トレーニングすることではない」

 そして同点ゴールの場面では、浦和の左サイドでのスローインになった場面でMFエドゥアルド・ネットが足をつり、ゲームが少し止まった。その時に名古屋の守備陣と浦和の攻撃陣の数名は給水をしていて、プレーの許可が出てから早く始まった時点でゴール前は混乱。そこに浦和MF山中亮輔のクロスが入り、いち早く次のプレーに備えていた関根に決められた。酷暑のなかでのゲームとはいえ、最後の勝ち点を左右するプレーに対して隙があったのは事実だろう。

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「最後、自分たちで時間を使うコントロールをできなかった。それは本当にもったいない。たとえば時間を使うこと、これは別にプロならトレーニングすることではないし、厳しい戦いで相手も本気できているので、そういうところの自覚、それだけ」

 風間監督は土壇場で勝利を逃したことへの無念さを滲ませた。

 前半に見せていた流れるような攻撃は、改めてポテンシャルの高さを示すものだっただけに、それを勝ち点3で表現できなかったことが悔やまれる試合になってしまった。

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