ディバラ、マンUルカクとのトレード加速か 8月1日に「決定的な話し合い」と伊紙指摘
10番を背負うもロナウド加入でエースから陥落 2トップ起用の可能性も残るが…
ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、コパ・アメリカ(南米選手権)後の休暇を取っており、現地時間8月1日にチームへ合流予定となっている。そして、その日に「決定的な話し合い」が行われるという。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。
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ディバラはここ数週間で、急激にユベントスの移籍市場におけるキーマンのような存在に浮上。マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカクを獲得するため、交渉のトレード要員に含まれるなど、放出を基本線としたなかでの存在感だ。
「コリエレ・デロ・スポルト」紙によれば、ディバラはルカクとの交換要員に指名される報道を「驚きと失望とともに」受け取っているという。「10番」を背負うアタッカーは、新シーズンから指揮を執るマウリツィオ・サッリ監督の下でプレーできると考えており、荷物をまとめさせられることになるとは予想していなかったようだ。
ディバラはコパ・アメリカ後に休暇を取っていたが、8月1日からチームに合流予定。そして、その当日にクラブ幹部と「決定的な話し合い」が行われるという。そこで、クラブの意向と意見をぶつけ合い、場合によっては移籍へ向けて一気に傾くことになる。
昨季、レアル・マドリードからポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入したことでディバラは立場が大きく変わり、エースとしての存在感を失った。しかし、サッリ監督の構想ではロナウドとディバラの2トップも含まれるとされるだけに、新シーズンに立場が復活する可能性も否定はできない。
果たして、ユベントスと「10番」の話し合いはどのような結果になるのか。それによって、移籍市場での動きは急加速と収束のどちらの可能性も秘めている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)