マラガ移籍の岡崎慎司、契約直後に紅白戦出場 現地評価「最も大きな決定機をお膳立て」
スペイン2部開幕まで約2週間のなか、紅白戦で献身性とハードワークをアピール
2018-19シーズンまでイングランド・プレミアリーグのレスターに所属した日本代表FW岡崎慎司は、現地時間7月30日にリーガ・エスパニョーラ2部マラガに移籍し、自身初となるスペイン挑戦を決断した。その発表の数時間後、岡崎はさっそくチームが行なった紅白戦に先発出場したと地元メディア「Diario Sur」が報じている。
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マラガにとって初の日本人プレーヤーとなる岡崎。そのクラブは現在8月17日のリーガ2部開幕に向けて準備を始めているが、今シーズン2度目となるテストマッチであるコルドバ戦で、さっそく岡崎をスタメン起用した。
「主力数人の欠場はあったものの、新加入のオカザキらがデビューし、その足跡を残した」
試合自体はマラガがゲームコントロールしようとしたものの、「危険を与えるような、相手陣内に深く入っていくためには困難だった。不正確なプレーが目立ち、両チームとも明確なチャンスを作り上げられなかった」としたものの、岡崎についてはこのように称している。
「前半のハイライトは、数時間前にクラブ側が加入を発表した後の、オカザキのデビューだった。彼自身は試合にあまり関与しなかったが、(チームメートの)マイケル・サントスが上手く決めきれなかった最も大きな決定機をお膳立てした」
同メディアの寸評においても、岡崎は「彼はサントスの決定機を作り出したし、他のアクションで言えば、27分には厳しいファウルを引き起こした」と献身性とハードワークぶりをいきなり見せたようだ。シーズン開幕まで半月余りだが、3度のワールドカップ出場、プレミアリーグ優勝経験のあるベテランにはクラブ周辺からも期待が集まっている。
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