マンU関心のベルギー代表DFはトッテナム残留確実 “34億円オファー”が期日に届かず

トットナムのDFアルデルワイレルド【写真:Getty Images】
トットナムのDFアルデルワイレルド【写真:Getty Images】

夏の移籍市場が閉まる2週間前の期日までにオファーがなく、残留が濃厚

 トットナムに所属するベルギー代表DFトビー・アルデルワイレルドは、来季もクラブに残ることになりそうだ。マンチェスター・ユナイテッドから関心を示されていたが、契約解除金が一時的に下がっていた25日深夜までにオファーは届かなかったようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。

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 アルデルワイレルドは、18年12月にトットナムと契約を延長。2017-18シーズンの開幕前、トットナムはアルデルワイレルドの移籍金を7500万ポンド(約101億円)と設定し、他クラブからオファーのあった彼を引き留めた。しかし、契約を延長した際、新たに「19年夏の移籍市場が締まる2週間前までに2500万ポンド(約34億円)のオファーが来れば、クラブは契約を解除しなければいけない」という条項が盛り込まれていた。

 この「締め切りまで2週間」というリミットを26日に迎えたことで、アルデルワイレルドの残留は確実視されている。

 彼の獲得に最も熱心だったとされるのが、ユナイテッドだ。ジョゼ・モウリーニョ前監督は、アルデルワイレルドを昨夏のトップターゲットとして、獲得を強く望んでいた。しかし、現在チームを率いているオレ・グンナー・スールシャール監督は、より若いイングランド人DFの獲得を目指しており、レスターのイングランド代表DFハリー・マクグワイアの獲得を重視しているという。

 アルデルワイレルド自身も、「契約解除の条項は満了を迎える。でも、何でも起こりえる。でも僕は今、スパーズ(トットナムの愛称)に集中しているし、スパーズのために戦うつもりだ。スパーズにフォーカスしているし、やらなければいけない仕事をやろうと思う。僕は嬉しく思っているし、それだけだよ」と語り、トットナムへの忠誠を誓った。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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