バルサ新FWグリーズマン、古巣アトレティコへの思い告白 「ブーイングがあることは…」
騒動の末の移籍について経緯説明 「フアンフランやゴディンと同じようにしたかった」
バルセロナに加入したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、退団の宣言や移籍金の引き下げなどによる移籍の経緯が原因で、古巣アトレティコ・マドリードのファンから厳しい目を向けられている。バルサ入団決定後、スペイン紙「マルカ」のインタビューに応じたなかで、アトレティコの本拠地を訪れる時には「ブーイングがあることは分かっている」と、選手として覚悟したことを明かしている。
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昨季終了後にクラブ公式ツイッターでアトレチコからの退団を宣言したグリーズマンは、1年前も噂となったバルサ行きが濃厚とされていた。しかし、それが発表されるまでには、2カ月間ほどを要した。最終的に移籍金は1億2000万ユーロ(約145億円)となったようだが、その金額が引き下がる前の2億ユーロ(約242億円)に設定されていた時に合意されていたと憶測されている。
バルセロナの練習に参加し始めたグリーズマンは、「良いね。実に上手くいっている」と、初参加の感想を述べて振り返っている。
「すべてのことを完結させるために、多くのストレスやプレッシャーを感じた。でも、今は休暇を終えて、新たな挑戦を始めたいと思っている」
移籍を実現させるために困難が生じていたことを匂わせたグリーズマンは、古巣クラブについて言及。アトレティコ退団に至った経緯と理由を明かしている。
「我々がアンドレア・ベルタSDやディエゴ・シメオネ監督と彼らの本拠地で話したことを忘れないでほしい。僕にとって最も重要なことは、クラブが示したように最良の条件や方法で退団するように努めることだった。僕はフアンフランやディエゴ・ゴディンと同じようにしたかったが、彼らは動画でそうするように求めてきた。選手、スタッフ、フィジオなどみんなに別れを告げることは重要なことだったんだ」