レアル久保建英、“中盤ダイヤ型4-4-2”での起用法考察 花形ポジションの可能性も?

2019-20シーズンのレアル・マドリード「予想布陣」【写真:Football ZONE web】
2019-20シーズンのレアル・マドリード「予想布陣」【写真:Football ZONE web】

サブメンバー主体ならインサイドハーフの可能性も 守備面のパフォーマンスにも注目

 シーズン序盤にトップチームで出場するとすれば、リーグ戦よりもサブメンバー主体のカップ戦が濃厚だが、その場合はトップ下とインサイドハーフのどちらかでの起用となるだろう。MFアルバロ・フィダルゴ、MFハイメ・セオアネといった選手たちと、それぞれの適性や相手の戦い方によってポジションを見極めていくことが予想される。

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 前線に並ぶのは、久保と同じく新加入のブラジル人FWロドリゴ・ゴエスと、ドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスと目される。ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)との類似性も指摘される創造性豊かなロドリゴと連係を築きながら、純粋なストライカータイプのマリアーノの得点力を効果的に発揮させることが求められそうだ。

 仮にインサイドハーフでのプレーになっても、攻撃面では特に問題はないだろう。右寄りのポジションを起点に、周囲と連動しながら攻撃を組み立てる姿は用意に想像できる。一方で未知数なのが守備面か。

 今季、FC東京では右サイドハーフとして守備力の成長を証明してきたが、ダイヤモンド型の中盤でのインサイドハーフは、サイドハーフ以上に大きな負担を強いられる。逆に考えればさらなる成長のチャンスでもあるだけに、インサイドハーフで出場する機会が生まれれば、守備面のパフォーマンスも注視したい。

 着実に評価を高め、早期のトップチームデビューも現実味を帯びてきた久保。ICCではバイエルン、アーセナル(23日/ワシントンDC)、アトレチコ・マドリード(26日/イースト・ラザフォード)と対戦するなか、久保のデビューに期待は高まっている。

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