レアル久保建英、出場ポジションは? 4-3-3システム予想布陣…モドリッチと“共演”も

現在トップチームの北米遠征に帯同しているMF久保建英【写真:Getty Images】
現在トップチームの北米遠征に帯同しているMF久保建英【写真:Getty Images】

プレシーズンキャンプで首脳陣に猛アピール中、試合出場時の布陣を考察

 今夏JリーグのFC東京からレアル・マドリードに移籍した日本代表MF久保建英は、現在トップチームの北米遠征に帯同している。1年目はレアルB(カスティージャ)でプレーすると見られ、早期のトップチームデビューに期待も高まっているが、実際に久保が出場するとなれば、どのような形での起用になるのか。現時点でのメンバーを中心に考察した。

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 今季、FC東京の主力としてリーグ戦13試合で4ゴールをマークした久保は、6月9日の国際親善試合エルサルバドル戦(2-0)で史上2番目の若さとなる18歳5日でA代表デビュー。同月のコパ・アメリカでも全3試合に出場し、ブラジルの地でレアル移籍が決まった。

 現在参加中のプレシーズンキャンプでも、トレーニングから確かな実力を示し、レアル首脳陣にも猛アピールを続けている。FC東京では右サイドハーフ、日本代表ではトップ下が主戦場の久保だが、レアルのトップチームで出場機会を得るとすればどのポジションで、どのようなメンバーとともに出場することになるのか。ベストメンバーに入る場合、現実的に出場機会を得る場合に分けて、それぞれ考察していく。

2019-20シーズンのレアル・マドリード「予想布陣」【写真:Football ZONE web】
2019-20シーズンのレアル・マドリード「予想布陣」【写真:Football ZONE web】

 今回は、レアルが主に採用していくことになると思われる4-3-3システムに当てはめて見ていきたい。右インサイドハーフ、あるいは右ウイングでの起用が予想されるが、タレントが飽和状態の前線と若手が多い中盤を比較すれば、右インサイドハーフの可能性のほうが高そうだ。

 その場合、ベストメンバーなら並んでプレーするのは昨年のバロンドール受賞者であるクロアチア代表MFルカ・モドリッチか、ドイツ代表MFトニ・クロース。アンカーを務めるブラジル代表MFカゼミーロ(北米遠征は不参加)の前で、創造性を発揮することが求められることになるだろう。

 久保がインサイドハーフなら、右ウイングに入ると見られるのはスペイン代表FWマルコ・アセンシオやウェールズ代表FWギャレス・ベイルという世界屈指の左利きアタッカーだ。右サイドバックのスペイン代表DFダニエル・カルバハルとともに、個性的なウインガーと連係しながら攻撃を作り出すことが期待される。

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