レアル久保、シュートがジダン監督の腹部直撃ハプニング 公開練習でファンどよめき
スター選手に交じって公開練習 ミニゲームでのワンシーンに反響「ジダンにシュート」
今夏、FC東京からスペインの名門レアル・マドリードに加入した日本代表MF久保建英は華麗なテクニックを披露して注目を集めているなか、現地時間17日の公開トレーニングではジネディーヌ・ジダン監督にシュートが直撃するハプニングがあり、会場からは「オー!」とどよめきが起きた。クラブ公式YouTubeチャンネルが映像を公開して反響を呼んでいる。
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久保は6月のコパ・アメリカ(南米選手権)で3試合に出場し、その期間中にレアル移籍が決定。外国籍選手枠の関係上、フベニールA(U-19)登録となったが、これによりレアルBとトップチームでの出場に障壁がなくなっている。
トップチームの北米遠征に帯同しているなか、カナダのモントリオールで調整を進めており、17日にはスタッド・サプト・スタジアムで公開練習を実施。久保もスター選手たちに交じって精力的に体を動かしたなか、ミニゲーム中にハプニングが起きた。
ウェールズ代表FWギャレス・ベイル、スペイン代表MFイスコらと同じグループに入った久保は攻撃的なポジションで出場。積極的に顔を出してボールに触ったなか、新加入のベルギー代表MFエデン・アザールのパスを受けた久保が鋭いドリブルで侵入し、2人を翻弄してシュートを放った。この一撃はブロックに入った相手に阻止されるも、跳ね返ったボールがジダン監督の腹部付近を直撃。その直後、会場からはどよめきの声が上がった。
クラブ公式YouTubeチャンネルがその瞬間を捉えた映像を公開すると、ファンもすぐさま反応。「惜しい」「ジダンにシュート」「いい動き」などのコメントが相次いだ。
初日のミニゲームで、華麗な反転から元フランス代表FWカリム・ベンゼマのゴールをアシストした久保。14日にはコスタリカ代表GKケイラー・ナバスを足裏フェイントで翻弄してゴールを決めるなど、高いテクニックを見せつけた。現地時間20日にバイエルン・ミュンヘンとのプレシーズンマッチを控えるなか、18歳の日本人アタッカーは猛アピールを続けている。