“伝説のスピーチ”に脚光 C・ロナウドがEURO2016優勝後にロッカーで語ったことは?

EURO2016を制したポルトガル代表【写真:Getty Images】
EURO2016を制したポルトガル代表【写真:Getty Images】

EURO2020公式インスタグラムが前回大会を回顧 優勝へ導いたC・ロナウドは…

 2018-19シーズンに新設されたUEFAネーションズリーグ(NL)はポルトガルが制し、欧州選手権(EURO)2016に続く公式戦タイトル“連覇”となった。この戦いで抜群のキャプテンシーを発揮したのはもちろん、同代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)だ。そのロナウドが3年前のEURO決勝で優勝した後に“伝説のロッカールームスピーチ”をしたと、EURO公式インスタグラムが秘話を紹介している。

 2016年当時、ロナウドは代表戦での公式タイトルがなく、EUROは千載一遇の大チャンスだった。グループリーグを3引き分けで突破する薄氷の展開ながら、決勝トーナメントをしぶとく勝ち上がり、ファイナルの相手は開催国フランス。アウェー感のある戦いのなか、ロナウドは意外な形で主役となった。

 開始8分、ロナウドは相手MFディミトリ・パイェのタックルを受けて左膝を負傷。テーピングなどを施してピッチに戻ったものの痛みに耐えきれず、前半25分でピッチを去る羽目に。まさかの事態にC・ロナウドの目に涙が光っていた。

 しかし、ここからがロナウドの“千両役者”ぶりだった。後半途中からチームを鼓舞しようとポルトガルのテクニカルエリアで指示を送る場面が目立ち始め、時間が経つにつれてフェルナンド・サントス監督を凌駕する存在感を発揮。ピッチで戦うチームも意気に感じたか、延長戦の末に1-0で初優勝を勝ち獲ったのだ。

 まさにドラマチックなロナウドの振る舞いだったが、今回EURO公式インスタグラムでは、その後のロッカールームでの逸話を公開している。

「僕は今まさに、ここにいるこの男たちに感謝を伝えねばならない」

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