森保ジャパンに足りないものは? 岡崎慎司が課題指摘「耐えられないとズルズルいく」

岡崎が感じた課題 「自分の好きなことをやる能力はあるけど…」

「個の能力は上がってきていると思う。自分の好きなことをやる能力はあるけど、相手が主導権を握った時に耐えられないとズルズルいく」(岡崎)

 チリ戦では多くのチャンスを作りながらも、終わってみれば4失点と悪い流れを最後まで断ち切れなかった。続くウルグアイ戦では二度リードしたが、いずれも追いつかれている。そしてエクアドル戦でも先制しながら追いつかれ、勝ち上がりには勝利が必須条件のなかでゴールをこじ開けられずに終わった。

 相手に主導権を握られた際、選手個々の判断とともに、チーム全体としての対応力が求められる。そして、それを統括するのが森保監督の仕事だ。他国に比べれば経験の浅い日本は、局面での対応で後手を踏まざるを得なかったが、列強と伍していくには「ズルズルいく」ところをいかに食い止めるかもポイントになる。

 若き日本代表の冒険は3試合で終わったが、確かな収穫とともに、今後に向けた課題も見えたようだ。

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