久保建英の“新指揮官”ラウール、OB戦で2得点 決定力にファン絶賛「ベンゼマより…」

チェルシーOBチームとのチャリティーマッチでゴールを決めたラウール氏【写真:Getty Images】
チェルシーOBチームとのチャリティーマッチでゴールを決めたラウール氏【写真:Getty Images】

チェルシーOBとのチャリティーマッチに出場 スタジアムにはファン5万人超が集結

 レアル・マドリードは現地時間23日、本拠地のサンチャゴ・ベルナベウでチェルシーOBチームとのチャリティーマッチを開催した。試合は5-4でレアル・マドリード・レジェンズが勝利したが、来季から日本代表MF久保建英をレアルのBチームであるカスティージャで指導する元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス氏の先制点がファンの間で反響を呼んでいる。

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 今回で10回目となるチャリティーマッチはレアル・マドリードOBとチェルシーOBの一戦となり、ラウール氏を始め、元スペイン代表DFアルバロ・アルベロア氏や元ポルトガル代表DFリカルド・カルバーリョ氏らそうそうたるメンバーが集結。一方のチェルシー・レジェンズも、元ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコ氏ら豪華な顔ぶれとなり、会場となったサンチャゴ・ベルナベウには往年のスターたちを一目見ようと、約5万5000人のファンが集まった。

 ラウール氏の先制弾から始まった試合は、前半を4-2で終えた。後半に入ってラウール氏がPKで追加点を挙げてチーム5点目を入れたが、チェルシー・レジェンズも追い上げて最終的には5-4のスコアでレアル・マドリード・レジェンズが勝利した。

 レアル・マドリードは公式サイトのマッチレポートで、「ラウールは主人公だった」と称賛。そのなかでも先制点となった得点は、往年の姿を思い起こさせるように華麗なプレーだった。素早い飛び出しでこぼれ球に反応したラウールは、ボールの下に足先を入れて飛び込んできたGKを浮き球でかわし、無人のゴールへ流し込んだ。ゴール後の姿も当時を思い起こさせるようで、古くからのファンを歓喜させた。

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