ブンデス公式がハノーバー清武を序盤戦のチームMVPに選出! 「命運は清武に懸かっている」

FK、PKキッカーとして出色の働き

 またチームは、総得点の42%(5得点)をセットプレーから挙げている。キッカーを務めているのは清武ということもあり、「ゲームメーカーとして、またセットプレーの名手としてチームの攻撃をけん引していることは、誰の目から見ても明らか。直近ではPKを2試合連続で成功させている。今後のハノーバーの命運は、清武に懸かっていると言っても過言ではないだろう」と、公式サイトの中間査定では賛辞の言葉が並べられた。

 12日のシンガポール戦では、相手DFとの競り合いの中でお披露目となった新ユニフォームが相手マーカーに襟を引っ張られた挙句、破れるハプニングにも見舞われたが、プレーについてはハリルホジッチ監督から「守備を固めた相手に、かなり良い組み立てを見せてくれた」と評価された。

 代表では、最も得意とするトップ下に香川が君臨している。ハノーバーで輝く男はセレッソ大阪時代の僚友のライバルとなるのか、それとも同時先発による共存の道があるのか。17日のW杯アジア2次予選カンボジア戦でも、その力を示すことが期待されている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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