ACLラウンド16“日本勢対決”で幻のゴール… 物議醸すシミュレーション判定に選手激昂

サンフレッチェ広島FWパトリックのゴールが不可解な判定で取り消された【写真:Getty Images】
サンフレッチェ広島FWパトリックのゴールが不可解な判定で取り消された【写真:Getty Images】

広島FWパトリックが“逆転弾”も…不可解な判定で取り消される

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16第2戦、サンフレッチェ広島対鹿島アントラーズの一戦で、物議を醸す“幻のゴール”が飛び出した。

 アウェーでの第1戦を0-1で落としていた広島は、前半33分に鹿島MF土居聖真にアウェーゴールとなる先制点を奪われ、苦しいスタートとなったが、後半21分にFWパトリックが1点を返すと、同27分にDF佐々木翔が2点目を決め、あと1点取ればベスト8進出というところまでこぎつける。

 2点目の2分後にはカウンター対応でファウルを犯したGK中林洋次が決定機阻止で退場処分となるアクシデントがあったが、広島は数的不利でも攻勢を掛けていく。ペナルティーエリア内でのパトリックの転倒がノーファウルと判定され、抗議したFWドウグラス・ヴィエイラに警告が出されるなどフラストレーションを溜める展開となったなか、後半36分に物議を醸す判定が生まれる。

 右サイドをワンツーで突破したMF柏好文がDFと接触しながらもクロスを上げると、ファーサイドに詰めたパトリックが押し込んで2試合合計3-2とするゴールを決めたかに見えたが、イラクのアリ・サバ・アルカイシ主審はホイッスルを吹き得点を認めず。クロスを上げる際に柏が転倒したシーンをシミュレーションと判定し、幻の逆転アシストとなった柏にイエローカードが提示された。

 不可解な判定に広島の選手たちも激昂。最終的には鹿島MFセルジーニョも柏をなだめる形となり、何とか事態は収束している。試合は後半44分に鹿島が決定的な3点目を奪い、アディショナルタイムには広島に与えられたPKをパトリックが決めたが、2試合合計3-3ながらアウェーゴールの差で鹿島が準々決勝進出。何とも後味の悪い結末となってしまった。

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