ミランが獲得を狙う“50億円の男” 次代の背番号10が苦境の本田を救う?

予想される2つの新布陣 本田の居場所は…

 もう1つが「クリスマスツリー」と呼ばれる、往年のミランが採用していた4−3−2−1システムで、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラとバスケスが2列目に並び、ダブル司令塔を務めるフォーメーションが予想されている。

 現在、7試合連続で先発落ちの本田は、1月の移籍をクラブ首脳に直訴したと報じられている。アドリアーノ・ガッリアーニCEOが火消し発言をしたものの、トップ下の実力者バスケスを獲得するとなれば、本田を戦力として慰留させる必要性は少なくなる。

 “50億円の男”バスケスが、皮肉にも「パンキナーロ(ベンチ要員)」と地元メディアに命名された本田の、苦境脱出の鍵を握る存在になりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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