大学生A代表FW上田綺世、18歳久保との連係に意欲 「タケがやりやすいように…」
トップ下久保との相乗効果に期待「タケは収まるし、ドリブルで運べて、パスもある」
森保一監督率いる日本代表は、現地時間24日(20時・日本時間25日8時/エスタジオ・ミネイロン)にコパ・アメリカ(南米選手権)のグループリーグ第3戦でエクアドルと対戦する。ここまで2試合に出場しているFW上田綺世(法政大)は決勝トーナメント進出を懸けた大一番に向けて、MF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)との連係イメージを語った。
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上田は今大会、9年半ぶりに誕生した“大学生A代表”として参加し、17日のチリ戦ではいきなり先発に抜擢されて1トップでプレー。MF柴崎岳(ヘタフェ)の絶妙なお膳立てを2度受けるなど、計4回の決定機を迎えるも、シュートを枠に飛ばせず0-4で敗れるホロ苦いA代表デビューとなった。
続く20日のウルグアイ戦でも後半22分から出場したなかで、DFディエゴ・ゴディンやDFホセ・ヒメネス(アトレチコ・マドリード)のセンターバックコンビに思うように前を向かせてもらえず、チームも2-2で引き分けた。
ウルグアイ戦ではFW岡崎慎司(レスター)がベテランらしく泥臭いプレーで存在感を示し、股関節の違和感を抱えていた韋駄天FW前田大然(松本山雅FC)も21日の練習から復帰(一部別メニュー)。24日のエクアドル戦に向けて、FW陣は再び熾烈な競争が始まる。
4-2-3-1が継続採用され、1トップで出場するとなれば、裏への飛び出しを得意とする上田にとって2列目やボランチとの連係は生命線になる。21日の練習は軽めのメニューを消化したなか、過去2試合をトップ下でプレーした18歳MF久保と話し込み、行動をともにするシーンも見受けられた。同時出場となれば、久保の特徴を生かす動きのイメージもできているという。
「タケ(久保)は収まるし、ドリブルで運べて、なおかつパスもある。そのストロングを生かせるように、常に背後を狙い続けてスペースをタケに与えながらも、前を向いた時に僕がより多くの選択肢を作って。タケがやりやすいようにやりながら、僕のストロングも生かしてもらえればどっちも生きていくと思います」