ハリルが大発見! 金崎、柏木、清武の抜てきを「正しい判断」と自賛

「金崎は美しく先制点を決めた」

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は12日、ロシア・ワールドカップのアジア2次予選シンガポール戦で抜てきした鹿島FW金崎夢生、浦和MF柏木陽介、ハノーバーMF清武弘嗣の3人を絶賛した。

 3-0で勝利したシンガポール戦後の記者会見で、ハリル体制初招集でいきなり先発起用に踏み切った金崎ら新戦力の出来について質問を受けた。すると、指揮官は喜色をにじませ、こう語った。

「彼らの表現には満足している。特に前半だ。彼らが同時に動きを作り出し、かなり興味深いアクションが起こった。金崎は難しい1点目を美しく決めてくれた。もっと点を決められる可能性もあった。

 清武は守備を固めた相手に、かなり良い組み立てを見せてくれた。彼らのアグレッシブさによって、ボールを高い位置で素早く奪うことができた。柏木にはビルドアップと決定的なパス、そしてバリエーションを期待した。彼はさらに2、3回のシュートを放つチャンスを作り、効果的なビルドアップも見せてくれた。長谷部もゴールを決められたと思う。いくつかのプレーの場面でかなり満足している。彼らのディシプリンと野心は素晴らしかったと思う」

 武藤のヘディングの折り返しを胸トラップし、体をうまく折り畳んで難易度の高い左足のシュートを決めた。その金崎の先制点のフィニッシュを「美しい」と手放しでたたえた。一方で、先発でピッチに送り出した清武と、柏木のビルドアップにも高い評価を与えている。

 

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