総額556億円! ウルグアイ代表「最新推定市場価格」、スアレス&カバーニ上回る1位は?

FIFAランキング8位のウルグアイ代表【写真:Getty Images】
FIFAランキング8位のウルグアイ代表【写真:Getty Images】

1位は24歳DFヒメネスで85億円超 スアレスが3位、カバーニはゴメスと並んで4位タイ

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間20日にコパ・アメリカ(南米選手権)のグループリーグ第2戦でFIFAランキング8位のウルグアイ代表と対戦する。南米屈指の強豪はFWルイス・スアレス(バルセロナ)とFWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)のダブルエースを筆頭に、推定市場価格でも10億円の大台を上回る選手が半数の15人を占めている。

 ドイツ情報サイト「transfermarkt」は、選手の年齢や過去の実績などを踏まえた移籍マーケットでの推定金額で、その選手の価値を測る指標となる「推定市場価格」を独自に算出。若い有望株は伸びしろも含めて価格が上がり、実力者でも一定の年齢を超えると価格は下降線を描く傾向となっている。

 20日に日本と対戦するウルグアイは、15選手が10億円の大台を突破。日本でもよく知られるスアレスとカバーニのダブルエースを上回る断トツの1位に輝いたのが、DFホセ・ヒメネス(アトレチコ・マドリード)だ。2014年のブラジル・ワールドカップでは19歳にして全3試合に出場するなど、早くから代表で実績を積み、今年6月にはアトレチコとも2023年まで契約延長。世界を代表するDFの1人は、7000万ユーロ(85億7500万円)と2位に18億円以上の差をつけている。

 昨年10月の対戦でも来日し、今季は名門アーセナルで34試合に出場したMFルーカス・トレイラが2位の5500万ユーロ(67億3800万円)。スアレスは5000万ユーロ(61億2500万円)で3位、もう1人のエースであるカバーニはFWマキシミリアーノ・ゴメス(セルタ)と並び4000万ユーロ(49億円)で4位タイとなっている。

 33歳のベテランDFディエゴ・ゴディン(アトレチコ・マドリード)は2000万ユーロ(24億5000万円)で8位タイにランクイン。7位のMFマティアス・ベシーノ(インテル)は2300万ユーロ(28億2000万円)を記録する実力派だが、右足ハムストリングの負傷で日本戦を前に離脱が発表されている。23人の中で最も安価となったのは、今年A代表デビューを飾ったばかりの24歳DFジョバンニ・ゴンサレス(ペニャロール)で50万ユーロ(6100万円)だった。

 推定市場価格の総額4億5390万ユーロ(556億円)はチリの約3.5倍。南米トップクラスのタレント軍団が、森保ジャパンを迎え撃つ。

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