「ナカヤマの適性はどこ?」 現地ブラジル人記者も困惑…若手軸の日本代表は“未知の国”

若手主体の森保ジャパンだが、現地記者は「情報が少ない」と困惑しているようだ【写真:Football ZONE web】
若手主体の森保ジャパンだが、現地記者は「情報が少ない」と困惑しているようだ【写真:Football ZONE web】

日本の練習取材に訪れたブラジル人記者が質問 「ナカヤマはこの選手で合ってる?」

 森保一監督率いる日本代表は、17日にブラジルで行われるコパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ初戦のチリ戦に向けて調整を進めている。ブラジルメディアも日本のトレーニング取材に訪れているなか、現地記者は「情報が少ない」と嘆くなど若手主体の森保ジャパンは“未知の国”に映っているようだ。

 6月の国際親善試合(5日トリニダード・トバゴ戦0-0、9日エルサルバドル戦2-0)を終えた日本はブラジルへ出発。2連戦からメンバーを大幅に入れ替え、東京五輪世代の若手を中心に編成し、代表初招集は13人にのぼった。

 MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)やMF柴崎岳(ヘタフェ)、FW岡崎慎司(レスター・シティ)らは招集されているものの、大半の主力クラスが不在となっており、海外メディアも日本の情報収集に苦戦しているようだ。

 15日のトレーニングではブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」の記者マルセロ・リマ・ブラガ氏が日本の取材に訪れてリサーチ。しかし、顔と名前が一致しない選手も少なくないようで、「ナカヤマ(MF中山雄太)はこの選手で合ってる?」と写真を見せながら質問。さらに「ナカヤマの適性ポジションはどこ?」と尋ねるなど、選手個々のプレースタイルや特徴にも迫っていた。

 日本はチリ戦を皮切りに、20日にウルグアイ、24日にエクアドルと対戦するが、同氏は「(日本の)情報が少ない」と嘆息。現地メディアからすると若手主体の森保ジャパンは未知の部分が多いようだ。

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