「羨ましい」 “遅咲き”FW岡崎慎司が本音吐露、“早咲き”久保建英のレアル移籍に衝撃

もし18歳でチャンスを手にしたら――「どこまで行けてたんだろうと自分でも思う」

 18歳の久保にエールを送った岡崎は、「早咲きの選手の気持ちは分からない」と本音を吐露。自分が18歳でビッグチャンスを手にしたら――。そんな思いに33歳の岡崎も駆られる時があるという。

「僕はどっちかと言うと遅咲きだったので、早咲きの選手の気持ちは分からない。でも、もしそういうチャンスが18歳であったら、どこまで行けてたんだろうと自分でも思うので若い選手が楽しみ。タケだけじゃなくて、いろんな選手がそれだけの可能性を秘めていると思う。羨ましいというのが一つですね」

 岡崎は滝川第二高校を卒業後、清水エスパルスへ加入。2シーズンはリーグ戦ノーゴールに終り、二桁の10ゴールを叩き出したのはプロ4年目だった。その後はドイツのシュツットガルト、マインツを経て、2015-16シーズンからレスター・シティでプレー。同シーズンにリーグ優勝に大きく貢献し、元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの相棒として注目を集めた。

 一つずつ階段を駆け上がるように成長を遂げた岡崎は、自身を「遅咲き」と称する一方、「早咲き」の久保らが秘める大いなる可能性に思いを馳せていた。

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