ビジャレアル指揮官も白旗 ネイマールの圧巻の2得点に「最高の決定力を持つ男」

今季11得点のクラッキがバルサをけん引

 バルセロナのブラジル代表FWネイマールは8日、本拠地ビジャレアル戦で2ゴールの活躍を見せ、3-0の勝利に貢献した。敵将マルセリーノ・ガルシア・トラル監督は絶好調のネイマールを「リーガで最も決定力を持つ男」と絶賛している。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
 ネイマールは後半15分、MFブスケスからの鋭いスルーパスに抜け出すと、左足でゴール左隅に先制点を決めた。カンプノウを沸かせた男は、後半40分にも追加点を決めている。
 トラル監督は試合後の会見で「ネイマールはかなり決定的だ。その理由はゴール前でのアイデアがいかにクリアであるのか、そして彼の万能性によるものだ。素晴らしい調子を見せており、しかも良くなる一方だ。彼はまだ若いが、すでに現在のリーガで最も決定力のある男と言ってもいいだろう」と絶賛した。
 バルセロナはエースのアルゼンチン代表FWメッシを膝の故障で欠く中、ネイマールが今季11得点と大爆発。リーグトップのゴール数を稼いでいる。
 バルセロナの強みは好調のネイマールだけではない。敵将は「先制点を奪われるまで相手に支配されていた。先制点を奪われた後も、ボコボコに殴られた。彼らは勝利に値する。それでも結果は厳しいと感じているが」と、完敗を悔しそうに振り返った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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