「あれ以上にはならない」 A代表初選出の安部裕葵、南米の“アウェームード”を歓迎

A代表初選出のMF安部裕葵(右)【写真:Football ZONE web】
A代表初選出のMF安部裕葵(右)【写真:Football ZONE web】

A代表初選出にも自然体強調「いつも通りやることが、パワーを発揮できる一番の準備」

 ブラジルで開催されるコパ・アメリカ(南米選手権)に参戦する日本代表は、現地時間13日にサンパウロで初練習を実施した。ゲスト国として出場する今大会は、アウェーでの過酷な環境となるが、A代表初選出のMF安部裕葵(鹿島アントラーズ)は、「あれ以上にはさすがにならないと思う」と昨年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の経験を引き合いに出し、適応に自信を覗かせた。

 コパ・アメリカ参戦が決まった日本は、17日にグループリーグ初戦でチリと激突。20日にウルグアイ、24日にエクアドルと対戦する。12日にブラジル入りし、13日から現地でトレーニングを開始した。

 U-20ワールドカップに出場したU-20日本代表ではなく、A代表に初選出された安部だが、あくまで自然体を強調する。

「(コパ・アメリカは)大きな大会だし、こういうところで結果を出すのは自分のキャリアにとって大きなこと。だからと言って、自分のスタンスは変わらない。いつも通りやることが、自分のパワーを発揮できる一番の準備の仕方だと思います」

 代表合流にあたっては、敢えて特別な準備はせず、実際にチームメートたちと顔を突き合わせてからイメージを膨らませているという。

「今日の練習で、チームメートを見てすり合わせながら。時間は短いですけど、僕はそういうの得意なので。プレーの目標? ないですね。楽しみながらやることが一番だと思うし、いろんな意味を含めての楽しむ、ですね」

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