総額2056億“世界最高額イレブン”を英紙選定 メッシ、ムバッペら夢布陣…市場価値1位は?
システムは3-4-3 守備陣はリバプールから3人選出、前線は“超豪華”3トップ
英紙「ザ・サン」が現在のサッカー界で最も価値のある選手を集めた「世界最高額イレブン」を特集した。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を成し遂げたリバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクやバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシなどそうそうたる顔ぶれが揃い、その市場価格総額は15億ポンド(約2056億円)と天文学的な数字になるという。
選手の市場価値はそれぞれ、スイスの調査機関「CIES Football Observatory」が公表した数字を参照している。そこから各ポジションに高額選手をピックアップし、ベストイレブンを選定した。
システムは3-4-3の超攻撃的布陣だ。ゴールマウスを守る守護神には、CL優勝の立役者の1人でもあるリバプールのブラジル代表GKアリソンが君臨。ディフェンスラインにもリバプールからイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドとオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクも名を連ねた。2018年1月に当時のクラブ史上最高額でマンチェスター・シティに加入したフランス人DFアイメリク・ラポルテも守備陣の一角を担う。
中盤は右から、ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョ、バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバとイングランド代表FWラヒーム・スターリングが並んだ。
3トップはパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ、メッシ、そしてリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーとこちらも豪華なタレントが揃った。
個々で見ると、市場価値が現在最も高いのはムバッペの2億2400万ポンド(約307億円)で、それにサラー(1億9500万ポンド/約268億円)、スターリング(1億8500万ポンド/約254億円)と続いた。リバプールから4人、マンチェスター・シティから3人、バルセロナから2人、PSGとドルトムントから1人という内訳になった。