1月の移籍直訴もミラン首脳に却下された本田 来夏にパレルモの新10番候補を獲得し放出か

パレルモ会長は「40億円以下では売らない」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、来年1月の移籍を直訴したものの、クラブ首脳に却下されたと報じられているが、来夏までの移籍を却下された理由がイタリア代表の新10番候補の獲得を待つためであるとの可能性が浮上した。イタリア地元紙「トゥット・スポルト」が報じている。

 今夏の移籍市場でトップ下の獲得に失敗したミランは、新たな標的に照準を定めている。それはパレルモのアルゼンチン出身のイタリア代表MFフランコ・バスケスだ。

 記事では「ミランはバスケス獲得を望んでいるが、ザンパリーニが待ったをかける」と報じている。パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は、チームの攻撃を司るアタッカーを安値で売却するつもりはない。「1月には放出しない。放出したら、私はパレルモの人間に殺されてしまう。だが、彼が我々とプレーするのはこれが最後のシーズンとなる。そこまで彼を引き留められない」と、ザンパリーニ会長は語っている。

 移籍金についても、すでに設定している。「バスケスに関して言えば、3000万ユーロ(40億円)以下では売らない」とザンパリーニ会長は断言している。

 今季開幕前に100億円以上の移籍金を投入したミランだが、実力のあるトップ下の獲得は叶わなかった。シニシャ・ミハイロビッチ監督は開幕当初、4-3-1-2システムでトップ下に本田らを起用していたが、このシステムは機能せず。トップ下を捨ててウイングを重用する4-3-3システムに変更したところ、チームは1引き分け後、3連勝を飾っている。

 

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