日本代表、新布陣導入で選手間の認識にズレ? 「より攻撃的」「相手に合わせるため」
トリニダード・トバゴ戦で3バック採用 原口は好感触「より攻撃的にいけるシステム」
森保一監督率いる日本代表は5日の国際親善試合トリニダード・トバゴ戦で新布陣を採用するも0-0ドローに終わった。現体制15試合目で初の3バックシステムは攻守に課題を残したなか、新布陣採用の意図についてチーム内では異なる認識が生まれているようだ。
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日本代表はトリニダード・トバゴ戦で3-4-2-1システムを初採用。GKシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)、最終ラインにDF冨安健洋(シント=トロイデン)、DF昌子源(トゥールーズ)、DF畠中槙之輔(横浜F・マリノス)が並び、2ボランチにMF柴崎岳(ヘタフェ)とMF守田英正(川崎フロンターレ)を起用した。
また左ウイングバックにDF長友佑都(ガラタサライ)、右ウイングバックにDF酒井宏樹(マルセイユ)を配置した一方、1トップ+2シャドーはFW大迫勇也(ブレーメン)、MF堂安律(フローニンゲン)、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)が形成。ボール支配率60.7%、シュート25本を放つ猛攻を見せたがスコアレスドローに終わった。
最後までゴールは生まれなかったが、MF原口元気(ハノーファー)は「3枚(3バック)に慣れていない選手もたくさんいるなかで、戸惑うのは間違いなかった。その割には1試合目で上手くいったと思う」と一定の手応えを口にしている。
後半34分、長友に代わって原口は左ウイングバックで出場。「運動量を生かせるし、仕掛けるシーンも多い。自分の良さが出しやすいポジション」と好感触を得たなか、3バックに関しては「より攻撃的にいけるシステムだと思う。そこは意識しながら、考えながらプレーしないといけない」と振り返った。