久保建英、“初ベンチ外”のトリニダード・トバゴ戦をどう見た? 「入る時は入るし…」
岡崎らとスタンド観戦の久保、「入ってもおかしくないシュートは何本かあった」
日本代表は5日の国際親善試合トリニダード・トバゴ戦で0-0ドローに終わったなか、ベンチ外となったMF久保建英(FC東京)のA代表デビューはお預けとなった。招集された他の3選手らとともにスタンドから観戦した久保は、この一戦をどう見たのか。
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トリニダード・トバゴ戦では招集27人の中から23人がメンバー入りした一方、4人がスタンド観戦となった。外れた1人が久保だ。FW岡崎慎司(レスター)、DF中山雄太(PECズヴォレ)、GK川島永嗣(ストラスブール)らとともに観戦する様子がスタジアムのスクリーンに映し出されると、会場からはどよめきも起きている。
森保一体制15試合目で初の3バックシステムを採用。FIFAランキング93位の“格下”相手に序盤から主導権を握り、前半だけで11本のシュートを浴びせた。後半に入っても日本の勢いは衰えず、14本のシュートを放っている。相手の5倍となる25本のシュートを記録するも、スコアは最後まで動かなかった。
ベンチ外となった久保は7日のトレーニング後、トリニダード・トバゴ戦の印象について「入る時は入るし、入らない時は入らない」と語る。
「俺がいれば点が取れるとか全く言うつもりはない。別に入ってもおかしくないシュートは何本かあった」
シュート25本を放った日本の攻撃は確かに決定力を欠いた。しかし反面、シュートの形は作れていた事実を示す。数多くのゴールチャンスを創出した内容をポジティブに受け止めている様子の久保だが、「自分は次の試合に向けてアピールするだけ」と冷静沈着だ。
「自分は相手に関係なく、チャンスをもらえれば自分のプレーを見せるつもりです」
久保は9日のエルサルバドル戦(ひとめぼれスタジアム宮城)で代表デビューを飾り、自らの価値を証明できるだろうか。