「馬鹿げている」 サネ獲得を狙うバイエルン会長、123億円を要求するマンCに苦言

マンチェスター・シティFWサネ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティFWサネ【写真:Getty Images】

ヘーネス会長が移籍金の高さが法外と指摘 「移籍が実現するとは考えにくい」

 ブンデスリーガ7連覇を果たしたバイエルン・ミュンヘンは、マンチェスター・シティのドイツ代表FWレロイ・サネの獲得を目指しているが、シティの要求する9000万ポンド(約123億円)の移籍金にウリ・ヘーネス会長は「馬鹿げている」と苦言を呈した。英紙「デイリー・スター」が報じている。

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 バイエルンは今季限りで元オランダ代表MFアリエン・ロッベンと元フランス代表MFフランク・リベリーの二枚看板が揃って退団。左右両サイドのウインガーは補強ポイントの一つとなっている。そこで白羽の矢を立てたのが、ブンデスリーガでのプレー経験もあるシティのレフティー、サネだ。ドイツ代表にも名を連ねる伸び盛りの23歳の実力者で、「ロベリー」に代わる存在としては申し分ないタレントだ。

 しかし、獲得の障害となっているのはシティが要求する移籍金だ。その金額は9000万ポンドとも言われ、バイエルンのヘーネス会長は「(その金額では)移籍が実現するとは考えにくい。馬鹿げている」と、サネに設定された移籍金の高さが法外であると苦言を呈したという。

 サネは今季公式戦46試合に出場し、16得点18アシストを決めるなど確かな記録を残した一方で、プレミアリーグでの先発出場は38試合中21試合にとどまった。同ポジションでの序列が3番手に下がり、ドイツへの移籍を望んでいるとも伝えられている。

 元バイエルンの闘将ローター・マテウス氏からも「最高のウインガーの一人」と太鼓判を押されるサネ。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下を離れ、母国の名門クラブへの移籍は実現するのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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