元スペイン代表FW、連続美技ボレー弾をリーガ公式紹介で反響 「アート作品」

ラージョ・マハダオンダFWデル・モラル(写真はエルチェ時代のもの)【写真:Getty Images】
ラージョ・マハダオンダFWデル・モラル(写真はエルチェ時代のもの)【写真:Getty Images】

2部ラージョ・マハダオンダのデル・モラルが胸トラ→膝リフティングからボレー炸裂

 スペイン2部でスーパーゴールが飛び出した。味方のパスを胸トラップで受けると、そのまま右膝でリフティングをして地面に落とすことなく左足ボレーでフィニッシュ。流麗なプレーに、「アート作品」「ゴラッソ中のゴラッソ」と称賛の声が上がっている。

 スペイン1部顔負けのプレーが飛び出したのは、2部セグンダ・ディビシオンの第38節ラージョ・マハダオンダ対アルバセテ戦(2-3)だった。前半30分までにアルバセテが3ゴールを奪い、一方的な展開となったなか、前半42分にラージョ・マハダオンダの元スペイン代表FWマヌエル・デル・モラルが牙を剥く。

 敵陣アタッキングサード中央からMFヴェルザが前線へ浮き球のパスを供給。デル・モラルはジャンプしながら胸トラップを決めると、すかさず右膝で2度ボールを突いてペナルティーエリアに侵入して、そのまま左足を振り抜いた。鋭いグラウンダーの一撃がゴール右隅に突き刺さり、ラージョ・マハダオンダが反撃の狼煙を上げた。

 リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターは、「胸でのコントロール。右膝でのコントロール。左足でのボレーゴール。マヌエル・デル・モラルのゴラッソ!」と綴って動画を公開。「アート作品」「ゴラッソ中のゴラッソ」「素晴らしい」とファンから称賛の声が上がった。

 現在、ラージョ・マハダオンダは3部への自動降格圏内の19位に沈んでいるが、シーズン途中に移籍してきた35歳のデル・モラルはチームの苦境を救えるだろうか。

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