最大1000万超“高額ボーナス”がマンUに摩擦? 「チームスピリット欠如の原因」と英報道
FWサンチェスとMFポグバのボーナス金額にチームメートが反感か
マンチェスター・ユナイテッドでは、チリ代表FWアレクシス・サンチェスとフランス代表MFポール・ポグバのボーナス金額を巡り、ロッカールームで選手間の摩擦が起きているようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。
記事によると、クラブ1位の高額サラリーを受け取っているとされるサンチェスは週給50万5000ポンド(7200万円)に加え、1ゴールにつき7万5000ポンド(約1070万円)、1アシストにつき2万5000ポンド(約360万円)のボーナス。一方、フランス代表として昨年のロシア・ワールドカップ(W杯)優勝で世界一に輝いたポグバには、1ゴールにつき5万ポンド(約715万円)、1アシストにつき2万ポンド(約285万円)のボーナスが支払われているとのこと。
これを受けて、ユナイテッドの選手らは契約条件の格差に苛立っているようだ。クラブに近い情報筋は「本当の問題はボーナス制度だ。そのせいで多くの反感が引き起こされているし、それこそが最近のチームスピリット欠如の原因」と述べている。
サッカー界でゴールボーナスとは当たり前のことだが、ユナイテッドの天文学的数字は裏目に出ている様子。「ザ・サン」は「このボーナスシステムが、開幕戦のレスター戦でサンチェスとポグバがPKキッカーを巡り口論をした原因の一つかもしれない」と苦言を呈している。
ジョゼ・モウリーニョ前監督に代わり、オレ・グンナー・スールシャール監督が就任してからはチーム一致団結してのパフォーマンスを取り戻したかに見えたが、チームは終盤戦で失速。現地時間12日のプレミアリーグ最終節でもカーディフに0-2で敗れ、今季が終了した。来季に向けてすでに準備を始めているユナイテッドは、チームスピリットを取り戻すことができるのだろうか。
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