アーセナル、オーバメヤン&ラカゼットの2トップに週給3570万円の大型オファー準備か

アーセナルのFWオーバメヤン(左)、FWラカゼット(右)【写真:Getty Images】
アーセナルのFWオーバメヤン(左)、FWラカゼット(右)【写真:Getty Images】

EL準決勝で活躍した2トップに好条件を用意して契約更新を目論む

 アーセナルは現地時間9日に行われたバレンシアとのUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦に4-2で勝利し、決勝進出を決めた。この試合でゴールを挙げたガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンとフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットに対し、クラブは好待遇の新オファーを提示するつもりのようだ。英紙「デイリー・ミラー」が伝えている。

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 EL準決勝第2戦、ホームで3-1の勝利を収めていたアーセナルは、バレンシアのホームに乗り込んだ。試合は先手を奪われる難しい展開になったものの、アーセナルが誇る2トップが躍動。オーバメヤンがハットトリックの活躍を見せれば、ラカゼットも1ゴールを奪い、4-2で逆転勝利を収めた。この結果、2戦合計スコア7-3としたアーセナルが19年ぶりの決勝進出を決めている。

 近年、アーセナルは契約満了を迎える選手たちを巡って、移籍市場で苦い思いをさせられている。イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンは新契約に合意することなく1年の契約を残してリバプールへ移籍し、チリ代表FWアレクシス・サンチェスは、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンとの大型トレードでマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。そして、昨冬にはイングランド代表MFアーロン・ラムジーが移籍金ゼロでユベントスへ移籍することを発表した。

 その二の舞を演じたくないアーセナルは、バレンシアとの2試合で計7ゴールの大爆発を見せた2トップの引き留めを画策しているようだ。第1戦で1得点、第2戦で3得点のオーバメヤンと、バルセロナから関心を持たれていると噂される2戦3発のラカゼットに対し、それぞれ週給25万ポンド(約3570万円)の大型オファーする準備を整えたようだ。

 英紙「デイリー・メール」によれば、アーセナルのウナイ・エメリ監督はバレンシア戦後にオーバメヤンとラカゼットを大絶賛しており、決勝でもさらにゴールを量産してくれることに期待している様子。アーセナルに10年所属していたバレンシアのフランス人MFフランシス・コクランも「素晴らしいストライカーを擁したチームとの対戦だった。彼らにはとにかくスペースを与えることはできない」と称賛していた。

 現行の契約は、オーバメヤンは2021年6月まで、ラカゼットは2022年6月までとなっているが、2人はクラブからのオファーをのみ、アーセナルとの契約を更新するだろうか。

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