マンCがリーグ2連覇達成! リバプールの追走をかわし、怒涛の14連勝で4度目の戴冠
ブライトンに先制を許すも怒涛のゴールラッシュで4-1と勝利 2年連続4度目の優勝達成
ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティが群雄割拠のプレミアリーグで2連覇を達成した。12日に行われた最終節でブライトンを4-1で下し、怒涛の14連勝で通算4度目のプレミアリーグタイトルをつかみ取った。
前節終了時点で勝ち点95を積み上げて首位に立っていたシティ。2位リバプールが勝ち点1差で迫るなか、勝てば文句なしで優勝が決まる状況で最終節を迎えた。
前線にエースFWセルヒオ・アグエロを配し、その背後にイングランド代表FWラヒーム・スターリングをはじめ、元スペイン代表MFダビド・シルバ、ポルトガル代表MFベルナルド・シウバ、元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズを同時起用する攻撃的な布陣を敷いた。
序盤から圧倒的にボールを保持していたシティだったが、前半27分にコーナーキックからFWグレン・マレーに頭で決められて失点。まさかの展開にベンチのグアルディオラ監督も思わず上着を脱いだ。しかし、その直後の同28分にはD・シルバのヒールパスからアグエロがGKの股下を射抜くシュートを決め、瞬く間に試合を振り出しに戻した。
さらに同38分、シティはマフレズのコーナーキックをDFアイメリク・ラポルテが打点の高いヘディングで叩き込んで勝ち越しに成功した。
後半18分には、マフレズが鋭い切り返しから利き足とは逆の右足で強烈なシュートを沈めて3点目。さらに同27分にはギュンドアンが直接FKでダメ押しゴールを奪った。貫禄の試合運びで、ブライトンに完勝した。
全38節を終えて32勝2分4敗。勝ち点を98まで伸ばしたシティがリバプールの追走をかわし、プレミアリーグで2年連続4度目の戴冠を成し遂げた。リーグカップとの2冠も2年連続での達成。今季はFAカップ(現地時間18日に決勝戦)も含めた3冠の可能性も残しており、3年目の“ペップ・シティ”がその完成度の高さを見せつけるシーズンとなった。
(FOOTBALL ZONE編集部)