エッフェンベルグ監督に先制口撃

　日本代表MF香川真司所属のドルトムントは28日、DFBポカール2回戦で独2部パーダーボルンと対戦する。2部所属の相手との一戦とはいえ、一切の油断を見せないトーマス・トゥヘル監督は「彼らに夢を見させてはならない」と必勝を誓った。クラブ公式サイトが伝えている。

　25日に行われたリーグ第10節アウグスブルク戦では、香川の3アシスト、オーバメヤンの2試合連続ハットトリックなどで5-1と快勝。そこから中2日という過密日程で行われるが、指揮官に気の緩みは全くない。パーダーボルンはバイエルンなどで活躍したシュテファン・エッフェンベルグが新指揮官に就任したばかりだが、容赦なくたたきのめす覚悟で試合に臨むようだ。

「彼（エッフェンベルク監督）は選手たちに、ドルトムント相手にも勝つチャンスがあると信じ込ませるつもりだろう。我々としては、そんな夢みたいな考えは長く続かないと彼らに思わせる必要がある」