ビッグクラブのアヤックス新鋭DF争奪戦が過熱 リバプール移籍の可能性を英紙報じる
19歳主将DFデ・リフト 有力視されていたバルサは副会長が交渉の進展を否定
アヤックスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトは、今季終了後にビッグクラブへの移籍が予想される選手の1人だが、イングランド・プレミアリーグの優勝を争うリバプール行きの可能性が浮上しているという。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
デ・リフトは19歳にして名門アヤックスでキャプテンマークを巻き、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で準決勝進出を果たしたチームの最終ラインを支えている。アヤックスは中盤のキーマンであるオランダ代表MFフレンキー・デヨングが来季からバルセロナに加入することが決まり、デ・リフト獲得レースもバルセロナが優位に立っていると見られていた。
しかし、同紙ではバルセロナのジョルディ・メストレ副会長のコメントから、その流れが確かなものではないとしている。
「私にはなぜ(デ・リフトが)加入することが決まったように言われるのか分からない。サインはしていない。ジェラール・ピケはベストと言い切れないにしても、世界最高峰のセンターバックの1人だ。彼に続くクレマン・ラングレやサミュエル・ウムティティもいる。若く有望なジャン=クレール・トディボとも契約している。DFの層はすでに最高級のものだ。デ・リフトの件については、シーズン終了後にスポーツ・ディレクター(SD)と話す」
こうした言葉を受け、同紙はリバプールが獲得する可能性を報じている。その根拠として、オランダ代表のチームメートであるDFフィルジル・ファン・ダイクとMFジョルジニオ・ワイナルドゥムの存在を挙げた。
これまでには、イタリア王者ユベントスもデ・リフト獲得に名乗りを上げていると報じられている。その若さと現時点での能力、才能、伸びしろといった点で最高級の評価になることが間違いないデ・リフトは、今夏にどのような決断を下すことになるのだろうか。