リバプールに暗雲… 頭部負傷のサラー、CLバルサ戦欠場濃厚とスペインメディア報じる
4日のニューカッスル戦で負傷交代 イングランドの規定により欠場とスペイン紙報道
リバプールは現地時間4日に行われたプレミアリーグ第37節ニューカッスル戦で3-2の勝利を飾り、暫定でリーグ首位に立った。しかし不可欠な得点源であるエジプト代表FWモハメド・サラーが頭部を負傷して途中交代を強いられた。ミッドウィークにはバルセロナとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦を控えるが、この試合を欠場せざるを得ない模様だ。
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サラーはニューカッスル戦、前半28分に今シーズン22ゴール目となる勝ち越しゴールをゲットした。しかし後半途中に相手GKの腰から臀部の部分と交錯するとピッチに倒れ込み、そのまま担架に乗せられて途中交代。試合後にはユルゲン・クロップ監督がサラーについて「問題はない。しかし我々は状況を待たなければならない」と、即座に判断できないことを明かしていた。
サラーの状態が各国で心配されているなか、バルセロナを基幹とするスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」紙がラジオ局「カデナ・セール」の記者の情報として伝えたところによると、頭部を負傷した選手に対してイングランドでは最低でも6日間休養することが義務づけられている。リバプールのメディカル側もそれを遵守する方針なのだという。
リバプールはプレミアリーグ初制覇を目指していると同時に、昨シーズン準優勝に終わったCLではバルサとの準決勝第2戦も控えている。敵地での第1戦を0-3で落としたリバプールとしてはゴール量産が逆転決勝進出への必須条件となるが、サラーが出場できないとなると、聖地アンフィールドとはいえさらなる逆境となりそうだ。
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