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「すぐにポルトに連絡した」 モウリーニョ、“対立経験”を持つカシージャスの容態心配
レアル時代の不仲を認めつつ、現在は関係に問題がないことを強調
昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を退任してから、フリーとなっているジョゼ・モウリーニョ氏が、急性心筋梗塞で入院したポルトのスペイン代表GKイケル・カシージャスを気遣い、自身にとっても古巣に連絡をとったという。スペイン紙「マルカ」が、ポルトガル人監督のコメントを伝えている。
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カシージャスは1日のトレーニング中に心臓発作を起こし、病院へ緊急搬送された。現在では状態は安定しており、命に別状はないと伝えられているが、世界中を驚かせた突然の出来事に、かつてレアルでともに仕事をしていたモウリーニョ氏も心配したという。
モウリーニョ氏とカシージャスは、レアル時代に難しい関係にあったことは周知の事実だ。しかし、過去の因縁を気にすることなく、モウリーニョ氏はカシージャスの状態を確認するため、2003-04シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制した古巣に連絡を取ったという。
「その知らせを聞いて非常に落胆し、即座にポルトに連絡したよ。ポルトには私がこれまで一緒に仕事をしたなかでも、ベストの一つに挙げられる素晴らしい医療チームがある。心配はないだろう」
またモウリーニョ氏は、カシージャスをレアルの正守護神から降ろした2012-13シーズンについて振り返り、2人の関係についても続けた。
「私が彼をチームから外し、私たちの間に対立があったのは、誰もが知っていることだ。あれは、レアル・マドリードのキャプテンと監督としての対立だった。あの決断をすることは、私にとっても簡単ではなかったし、それを受け入れることは、彼にとっても簡単ではなかったはずだ。しかし、私たちは人々が考えているような関係ではなく、ポジティブな関係にある」
名将として鳴らしたモウリーニョ氏は、2人の間にわだかまりがないことを強調していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)