マンU史上「最も過小評価されている選手」を英紙が質問 香川の名を挙げる声も…
英紙「ザ・サン」が公式ツイッター上で問いかけ キャリックの名を挙げる声が目立つ
マンチェスター・ユナイテッドは今季のプレミアリーグで“トップ4”入りを最大の目標に据えているが、直近7試合では2勝1分4敗と失速。残り2試合の時点で4位チェルシーと勝ち点3差の6位と厳しい状況下にある。そんななか英紙「ザ・サン」は、「ユナイテッドの歴史上で最も過小評価されている選手は?」と公式ツイッターで質問を投げかけており、返信欄では現在ベジクタシュに在籍する日本代表MF香川真司の名前も挙がっている。
シーズン序盤戦に苦境の時期を過ごしたユナイテッドは、昨年12月にジョゼ・モウリーニョ前監督が退任し、オレ・グンナー・スールシャール新体制が発足すると、攻撃的スタイルで見事な復活を遂げ、トップ4争いを演じるまでにチームを引き上げた。しかし、勝負の終盤戦を迎えてガス欠気味となると、守備陣の崩壊と攻撃陣の停滞に歯止めが効かず、現在は勝ち点65で6位と遅れを取っている。リーグ戦は残り2試合となっているが、ユナイテッドは勝ち点68の4位チェルシーに対して得失点差で「8」の差をつけられているため、トップ4入りは極めて厳しい状況となっている。
そんななか、同メディアは公式ツイッターで「ユナイテッドの歴史上で最も過小評価されている選手は?」と問いかけると、返信欄にはファンから多くの声が集まった。
現在アシスタントコーチを務めている元イングランド代表MFマイケル・キャリック氏を推す声が目立つなか、2012年夏から2年間プレーした香川の名前も挙がった。世界的名門で思うように出場機会を得られなかったが、12-13シーズンのノーリッジ戦(4-0)ではハットトリックを達成するなどインパクトを残した。その他には元韓国代表MFパク・チソン、現所属選手では今夏のパリ・サンジェルマン移籍が濃厚とされているMFアンデル・エレーラの名前も挙がっていた。
ユナイテッドはこれまで、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏やポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)ら数々のスーパースターを輩出してきたが、現役時代にスーパーサブとして活躍したスールシャール監督を含め、“主役”にならずともクラブを支えてきた選手たちをファンは決して忘れていないようだ。