ミランに16歳の救世主現る!? ブッフォンを抜きGK最年少スタメン記録更新なるか
出場すればセリエA史上2番目の若さ
日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、25日に本拠地でサッスオーロとリーグ第10節を戦う。イタリア地元各紙で、残念ながら本田はベンチスタートだと予想されている。その一方で「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、16歳の新鋭GKジャンルイジ・ドンナルンマの先発デビューを飾ると予想した。
これまでのセリエA最年少GK出場記録は、1980年に記録されたジャンルカ・パッキアロッティの持つ16歳192日。この日が16歳242日となるドンナルンマは、出場すれば史上2番目に若いGKの記録だという。
一方で、これまでのGK最年少スタメン記録は、1995年に記録された現イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの17歳295日。先発出場がかなえば、鉄人ブッフォンの持つ記録をほぼ1年分塗り替えることになる。
また、イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」では、21日の0-1で敗れたインテルとの親善試合ベルルスコーニ杯でのプレーに、シルビオ・ベルルスコーニ会長も納得をしていると報じている。会長のお墨付きを得た形で、シニシャ・ミハイロビッチ監督はドンナルンマの起用を決断したと伝えた。
196センチの長身と、シュートへの鋭い反応から「ブッフォン2世」と名高いドンナルンマ。イタリアの未来を担う存在として期待される新鋭は、「99」番を背に名門ミランのゴールマウスに立つことになりそうだ。開幕9試合連続失点、失点数リーグワースト2位と守備の崩壊に苦しむミランにとって、16歳の救世主が現れるかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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