「世界的ゴール完成」 オランダ20歳FWの“スコーピオン弾”に反響「クレイジー」

FWファン・ローイエン【写真:Getty Images】
FWファン・ローイエン【写真:Getty Images】

ユトレヒトⅡファン・ローイエンが右足ヒールで同点弾 「なんてゴールだ」と海外称賛

 オランダ2部のエールステ・ディビジでアクロバティックな一撃が生まれた。自身の背後に飛んだ右サイドからのクロスに対し、前に倒れ込みながら右足ヒールでボレーシュートを敢行。圧巻の“スコーピオン弾”に「なんてゴールだ!」「世界的ゴールを完成」と海外メディアが称賛の言葉を送っている。

 舞台は現地時間26日に行われたエールステ・ディビジ第37節のユトレヒトⅡ対ヘルモント・スポルト戦。前半21分に先制を許し、1点ビハインドで迎えた後半4分だった。

 ユトレヒトⅡは中央から右サイドバックの18歳DFマーク・パバイに展開。ペナルティーエリア右外からゴール前にクロスを上げ、ボールは相手マーカー2人に挟まれたFWミッチェル・ファン・ローイエンの背後に飛ぶ。すると20歳のウインガーは、瞬時に前に倒れ込みながら右足ヒールでボレーシュートを敢行。ジャストミートした一撃がゴール右隅に突き刺さり、同点に追いついてみせた。

 難易度の高いアクロバティックなゴールに、衛星放送「FOXスポーツ」オランダ版公式インスタグラムは「なんてゴールだ! ファン・ローイエンからスコーピオンキック」と動画付きで紹介。オランダのサッカー専門サイト「VoetbalPrimeur」も「ファン・ローイエンがスコーピオンキックで世界的ゴールを完成」と見出しを打ち、「クレイジーなゴール。オランダ人コメンテーターのケルト・ウェステルマン氏も当然ながら感銘を受けた」とその衝撃を伝えている。

 スコーピオン弾と言えば、フランス代表FWオリビエ・ジルー(チェルシー)がアーセナル時代の2017年1月のクリスタル・パレス戦(2-0)で左サイドからのクロスに左足ヒールで合わせて年間最優秀ゴール(プスカシュ賞)に選ばれたが、ファン・ローイエンもそれを彷彿させる見事な一撃だった。

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