歓喜に湧くレバンドフスキに出頭命令!? シャンパンがぶ飲みパフォーマンスが大問題に

母国の欧州選手権本大会出場決定に喜ぶも…

 バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが、母国の欧州選手権本大会出場権獲得後、ピッチ上での歓喜のセレモニーを理由に地元警察へのよもやの出頭命令を受けていると、英地元紙「デイリー・メイル」が報じている。
 今季驚異的なペースでゴールを量産するレバンドフスキは11日、ワルシャワの国立競技場で行われた欧州選手権予選アイルランド戦で決勝ゴールを決め、2-1の勝利の立役者となった。
 この日の勝利で本大会出場を決めたレバンドフスキは試合後のセレモニーで、ピッチ上でシャンパンのマグナムボトルをつかむと、歓喜のがぶ飲みパフォーマンスを披露した。
 ポーランドの法律では大型イベントで制限地区以外での飲酒は禁止されているために、この歓喜のセレブレーションは法律違反の可能性が浮上。地元警察も「法律を順守するために警察が存在する。すべての法律は尊重されるべきだ」と声明を発表している。
 ポーランド警察側の強硬姿勢は相当なもので、トリノのポーランド代表DFグリクは「僕も飲んだけど、電話がかかってくるのかな?」とジョークを飛ばしたところ、サッカー協会会長からイタリアの警察当局への捜査協力に応じるように連絡があったという。セビージャMFクリホビアクも自らの無罪を主張するまでの事態と成っている。
 レバンドフスキの代理人のチェズニー・クチャルスキー氏はポーランドサッカー協会に警察への対応を要求。歓喜の瞬間が大きな波紋を広げている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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