リネカー氏のツイッター炎上 “大敗”マンUへの「モウリーニョを戻せ」の一言が火種に
エバートン戦での0-4大敗を受けた投稿が波紋呼ぶ
マンチェスター・ユナイテッドは21日、プレミアリーグ第35節でエバートンと敵地で対戦し、0-4の大敗を喫した。元イングランド代表FWギャリー・リネカー氏がこの試合について、自身の公式ツイッターでつぶやいた一言が大きな反響を呼んでいる。
ユナイテッドは、本拠地グディソン・パークの声援に後押しされるエバートンの勢いを止めることができなかった。前半13分にはロングスローのこぼれ球から、ブラジル代表FWリシャルリソンに豪快なオーバーヘッドキックによる一撃で先制ゴールを叩き込まれた。
さらにアイスランド代表MFギルフィ・シグルズソンとフランス代表DFリュカ・ディニュには、ペナルティーエリア外からの豪快なミドルシュートによってゴールを割られた。3本のゴラッソで完全に意気消沈したユナイテッドは、後半19分にも途中出場のFWセオ・ウォルコットに突破を許し、ダメ押しの4点目を決められた。
この試合を見ていたリネカー氏は、ツイッターで「Bring back Mourinho.(モウリーニョを戻せ)」と一言つぶやくと、コメント欄にはさまざまな声が殺到している。
「この顔ぶれで昨季2位。あの男は天才だった」「かわいそう。事実を言っただけなのに追及された」「彼は間違えてなかった」「なんて素晴らしいんだ!」など、リネカー氏の意見に同調するものもいれば、「スールシャールを解任して、暫定監督としてスールシャールを戻すべきだ」「あり得ない! オレにはもっと時間を与えられる価値がある」「チームを変える時。オレは残るべき」「問題は選手であって、監督ではない」など、オレ・グンナー・スールシャール監督を擁護する声も多かった。
リネカー氏のツイートは、23日19時現在、1600を超えるコメントや3万6000を超える「いいね!」が付き、6800回以上リツイートされている。
今季のプレミアリーグも残りわずか。3位トットナム、4位チェルシー、5位アーセナル、そして6位ユナイテッドまでが勝ち点差「3」の中にひしめく熾烈な“トップ4”争いを、ハードワークを信条とするスールシャール監督の下で“赤い悪魔”は勝ち抜くことができるのか。