ベルギー代表MFデ・ブライネ、モウリーニョ監督との確執の裏側告白「話したのは2回」

ヴォルフスブルク時代に大きく飛躍を遂げた【写真:Getty Images】
ヴォルフスブルク時代に大きく飛躍を遂げた【写真:Getty Images】

指揮官がオフィスでデ・ブライネに見せた紙は…「1アシスト、0ゴール、10リカバリー」

 デ・ブライネは、モウリーニョ監督との“2回目”の会話について次のように語っている。

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「12月にジョゼにオフィスに呼ばれた。おそらく、それが僕にとって、2回目の大きな人生の転機となった。彼は数枚の紙を持っていて、『1アシスト、0ゴール、10リカバリー』と僕に言ったんだ。彼が何をしているのか理解するのに時間はかからなかった。そして彼は、ウィリアン、オスカル、(フアン・)マタ、(アンドレ・)シュールレといった、他の攻撃的選手のスタッツを読み始めた。ジョゼは僕が何か言うのを待っているようだったので、『でも……そのうちの何人かは15、20試合でプレーしている。僕はたったの3試合。差があって当たり前ではないか?』と僕は言った」

 当時の状況を赤裸々に明かしたデ・ブライネは、その後の“移籍話”についても口にしている。

「すごく奇妙だったよ。僕たちは、僕がまたローンでどこかに行くかの話をした。当時はマタも構想外だったんだ。だから、ジョゼは僕に『分かっているだろう。マタが去っても、君は6番目から5番目のチョイスに変わるだけだ』と言ったんだよ。僕は心の底から正直、『クラブが自分のことをそれほど求めていないと感じている。僕はサッカーがしたい。売ってくれたほうがいい』と話した。ジョゼは少しがっかりしていたようだったが、それと同時に、僕にはプレーすることが必要だと分かっていたと思う」

 こうして、デ・ブライネは再びドイツの地へ赴くこととなった。「最終的にクラブは僕を売って、何も問題はなかった。チェルシーは僕に払った2倍のお金を得たし、僕はヴォルフスブルクではるかに良い環境を得ることができたからね」と振り返る。モウリーニョ監督との腹を割った会話がターニングポイントの一つとなったようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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