「典型的な勝ちパターン」 浦和DF槙野、堅守&セットプレーの“堅実サッカー”に自信
オリヴェイラ監督は「深いところまで入り込まれる」のを防ぐべく、5バック戦術を選択
浦和レッズは14日のJ1第7節、敵地でのガンバ大阪戦に1-0で勝利した。守備ブロックを固め、相手の運動量が落ちたタイミングで攻勢に出てセットプレーから決勝点という試合に、日本代表DF槙野智章は「勝ちパターン」と話した。
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浦和はガンバ戦に向け、直近の公式戦となったAFCチャンピオンズリーグ全北現代(韓国)戦に続き、リーグ戦としては3試合ぶりの3バックで臨んだ。ウイングバックは右にMF橋岡大樹、左にMF山中亮輔という構成になったが、オズワルド・オリヴェイラ監督は「(ガンバには)深いところまで入り込み、効果的なプレーができるサイドバックがいる。そのような形を減らすための選択だった」と、その意図を話した。
実際に、浦和は橋岡と山中を含めた5バックでラインを組み、FW武藤雄樹もサイドの守備に参加した。ガンバの両サイドバックに対して可能な限り中盤が対応し、橋岡と山中が前に引き出されて裏を狙われることを避けた。その一方で、バイタルエリアを出入りするG大阪FWアデミウソンやサイドハーフに対しては、3バックのうち1人が積極的に潰しに出る守備ブロックを組んだ。
槙野はこの試合に向け、「自分たちができていたことの映像も見て、その振り返りのなかで今のできていないこととして、無理に押し出してボールを奪いに行こうとする部分があった」と言及。相手ボール時の我慢強さを取り戻せたことで、0-0のまま試合は長く進んだ。後半も半ばを過ぎると、ガンバの宮本恒靖監督がピッチ際から仕切りに「コンパクトにしろ」というジェスチャーを送ったが、間延びしてくる時間帯こそ浦和が待っていたものだった。
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