浦和ホームのACL日韓対決は“何か”が起こる? 柏木も闘志「自分たちからやってやると…」

前日記者会見に出席した浦和の主将MF柏木【写真:Football ZONE web】
前日記者会見に出席した浦和の主将MF柏木【写真:Football ZONE web】

9日の第3節で全北現代とホームで対戦 過去の韓国勢との対戦では“荒れた試合”も…

 浦和レッズの主将MF柏木陽介は8日、翌日に控えたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第3節の全北現代(韓国)戦の前日記者会見に出席し、韓国勢との対戦を前に「日本には絶対に負けないという気持ちで来る。自分たちがそこに負けないこと」と、過去の経験を踏まえてポイントを語った。

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 浦和はここまでの2戦を1勝1分で終え、首位に立っている。一方の全北現代は、1勝1敗で勝ち点3を稼いだ。それぞれ過去2回のアジア制覇を果たしている両者のホーム&アウェーによる日韓対決は、決勝トーナメント進出を占ううえでも最重要ポイントになる試合だと言える。

 浦和は2007年にACLを優勝して翌年にベスト4入りをした後、しばらく出場権を得られなかったが、13年に復帰してからは14年と18年を除いて出場を重ねている。そのなかでは常に、韓国勢と対戦してきた。

 浦和のホームで行われる韓国勢との対戦では、“何か”が起こってきた歴史もある。16年に浦項スティーラーズと対戦した際は、引き分けた試合後に相手選手がピッチにテーピングを丸めて投げ捨てたことにGK西川周作が怒りを露わにして、一触即発の状況になった。翌年は済州ユナイテッドとラウンド16で対戦し、逆転突破を決めた第2戦で済州の控え選手がピッチに乱入してMF阿部勇樹に肘打ちを見舞ったうえに、試合後はDF槙野智章らを追い回す蛮行に出た。

 そうしたことも経験してきた柏木は、全北現代との対戦を前に「立ち上がり、韓国のチームはバチっと来る。日本には絶対に負けないという気持ちで来る。自分たちがそこに負けないこと。逆に自分たちからやってやるというのを見せること。今日、監督に『お前らはひよこではなく鷲だ』と言われた。そういう気持ちを持って戦いたい」と、気後れせずに戦うことの重要性を語った。

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