浦和DF宇賀神、ACL日韓対決で全北現代を警戒「滅茶苦茶強い」 勝利のカギは?

浦和のDF宇賀神友弥【写真:Football ZONE web】
浦和のDF宇賀神友弥【写真:Football ZONE web】

9日の全北現代戦へ、「今シーズンで一番強い相手と戦うという覚悟をしている」

 浦和レッズのDF宇賀神友弥は、AFCチャンピオンズリーグの日韓対決となるグループステージ第3節全北現代戦を9日に控えるなかで前日練習を終え、その対戦相手を「一言で言って、滅茶苦茶強い」とコメント。そのうえで「戦術よりも走って戦うことが重要になるのではないか」と試合のポイントを挙げた。

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 浦和は3月下旬の日本代表活動期間中に4バックに切り替えたが、その後のリーグ戦ではFC東京、横浜F・マリノスを相手にホーム2連戦を1分1敗で終えた。特に直近の横浜FM戦は内容的にも完敗と言える0-3での敗戦だっただけに、宇賀神は「この間の負けはチームとして非常に痛い結果と内容だったので、次の試合に懸ける思いは強い。僕自身は出場がなかったので、出た時にどんなプレーができるかが重要な試合になる」と、リーグ戦とは違う大会ながらチームにとって重要度の高いものになると話した。

 とはいえ、そこに立ちはだかる全北は韓国勢の中でも強豪だ。浦和と同じく2回のアジア制覇を経験しているチームは、今季の東地区でのナンバーワン候補という声もある。宇賀神もまた、スカウティング映像を見ての感想として「一言で言って、滅茶苦茶強い。良いところを抜いた映像だとは思うけど、今シーズンで一番強い相手と戦うという覚悟をしている」と、簡単な相手ではないという印象を話した。

 浦和は2017年にアジアを制しているが、その大会では前半戦をミハイロ・ペトロヴィッチ監督のチーム、後半戦は後を引き継いだ堀孝史監督のチームで戦った。ペトロヴィッチ監督のチームではパス成功率や得点数が際立ち、堀監督のチームではクリアやインターセプトといった守備面でのデータで高い数値を叩き出したが、どちらの指揮官が率いた時も日本勢の中で抜けて高かったのが“デュエル勝率“だった。2年前、浦和のアジア制覇はボール際の強さによって導かれたと言ってもいい。

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