チェルシーで窮地のファルカオ 祖母がモウリーニョ監督の起用法を批判

復活には指揮官の信頼が不可欠

 こうした現状を、ファルカオの祖母はこう嘆く。
「去年のワールドカップ前に大けがをした後、彼は大会に間に合わせようと努力した。残念ながら大会には出られなかったけど、復帰した後はいいプレーも見せてきた。でも(プレミアリーグの)監督は彼に率直ではなかったと考えています。監督は彼に自信を示す必要がある。(ファルカオが)以前の自分を取り戻すための唯一の方法は、監督が彼を信頼すること」
 昨季もマンチェスター・ユナイテッドに期限付き移籍で加入し、プレミアの舞台を踏んだファルカオ。だが、ファン・ハール監督も補強の目玉として大きな期待を寄せていたが、そのパフォーマンスの低さから重用することができず、プレミア参戦1年目をリーグ戦26試合4得点という低調な成績で終えている。
 そして、逆襲を誓って迎えたはずのプレミア2年目も続く不振。それでも、祖母は「エル・ティグレ(虎)」の愛称で知られる孫の復活には、指揮官の信頼しかないと訴えている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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