「“異星人”のおかげ」 昌子所属のトゥールーズ監督、決勝弾の神童ムバッペに感服
トゥールーズのカサノバ監督、PSGを「手こずらせることはできていた」と手ごたえも…
日本代表DF昌子源の所属するトゥールーズは現地時間3月31日、ホームで行われたリーグ・アン第30節のパリ・サンジェルマン(PSG)戦で0-1と敗れた。トゥールーズのアラン・カサノバ監督は、チームの守備に問題はなかったと振り返る、敗れた理由はPSGには“異星人”がいるからだと語っている。英誌「フォー・フォー・トゥー」が伝えた。
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ホームでの直近12試合でわずか1勝しかできず、ブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアら主力を欠くPSG撃破を狙ったトゥールーズ。しかし、王者相手に互角の戦いを見せたにもかかわらずゴールを奪えずにいると、スコアレスで迎えた後半29分、PSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペに決勝点を許してしまった。
カサノバ監督は、「勝ち点1を得るに値する試合だった。チームのことを考えるともどかしい。パリは、我々の守備を困らせることはほぼなかった。ビッグチャンスが1回あったが、決めるべきところで決められない。このようなチームを相手だとこういうことも起きる」と振り返っている。
また、PSGが勝利した理由については、ムバッペのことを指して「“異星人”のおかげ」と言及。「彼らを手こずらせることはできていた。(PSGの守護神アルフォンス・)アレオラはミラクルなセーブを2回も見せた」と続け、「これほど大きなチャンスを逃してしまったが、気持ちを切り替えなければならない」と締めくくった。
リーグ戦得点ランキングトップに立つムバッペは、これで今季27得点目をマーク。2位のコートジボワール代表FWニコラス・ペペ(リール)には9ゴールの大差をつけている。このままいけば2位リールに勝ち点20の差を付けているPSGのリーグ2連覇はほぼ確実だが、果たしてムバッペもゴールを積み重ねて得点王に輝くのだろうか。