イタリアの悪童が退任する指揮官に謝罪 八方ふさがりのバロテッリの居場所はどこに!?

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 2大会連続で1次リーグ敗退の憂き目を見たアズーリは26日、ローマ•フィウミチーノ空港に到着した。そこでバッドボーイはプランデッリに謝罪し、最後に固い握手をかわしたという。

 

 空港に到着後、プランデッリ監督は代表の和を乱したストライカーに「バーチャルな世界から出ろ。教訓になったか?」と一喝したという。

 バロテッリは「イエス、ミスター。間違えたことはわかっている」と言い、反省の色を見せた。その悪童ストライカーはイタリア代表敗退の戦犯と見なされている。大会中にW杯トレーディングカードを購入したバロテッリが自分のカードで埋め尽くした写真を公開し、MFデロッシに非難された。コスタリカ戦の直前にはツイッターでコスタリカ戦直前にゴールを決めれば、敗退危機にひんしていたイングランド代表の運命を救った場合、エリザベス女王にキスをせがむなどと書き込み、勝負の世界とは無関係な話題をネット上で振りまいてきた。

 1次リーグ敗退の決まったウルグアイ戦後にはベテランのピルロが選手ミーティングを行うことを要求したが、他の選手がロッカールームに控える中、バロテッリだけは移動用のバスに乗り込んでいた。

 選手、メディア、国民からの信頼を失った状況に、代理人のミノ•ライオラ氏は「彼を批判するなんて、恥ずべきことだ。この国のサッカーは死んだ。マリオはミランに気持ちがある。ガッリアーニだけは擁護してくれたが、サッカー協会は黙ったまま。バルバラ•ベルルスコーニの考えはわからない、トレード可能だと考えるなら、テーブルについて話すことになる」と擁護するコメントを発表していた。

 

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

※ワールドカップ期間中、記事内で扱うシーンの一部はFIFAワールドカップ公式動画配信サイト&アプリ『LEGENDS STADIUM』のマルチアングル動画、選手毎のスタッツデータで確認できます。
詳しくは、「LEGENDS STADIUM 2014 – FIFAワールドカップ公式動画」まで

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