リバプールの50mアシスト&“神タッチ”弾に再脚光 「一流のビジョン」とファン称賛

ファン・ダイクとマネの連係弾に再脚光【写真:Getty Images】
ファン・ダイクとマネの連係弾に再脚光【写真:Getty Images】

CL16強バイエルン戦でのファン・ダイクとマネの連係弾を、公式SNSが3つの角度からの映像で振り返る

 今季のプレミアリーグで優勝争いを演じるリバプールは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもベスト8に勝ち進んでいる。決勝トーナメント1回戦ではドイツ王者バイエルン・ミュンヘンとの強豪対決を2戦合計3-1で制したが、勝負の行方を大きく左右する先制点を生んだ約50メートルのアシストと超絶コントロールに、CL公式インスタグラムが再びスポットライトを当てている。

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 ホームでの第1戦を0-0で終えていたリバプールは現地時間13日、敵地アリアンツ・アレーナでバイエルンとの第2戦を迎えた。厳しい展開が予想されたなか、先にゲームを動かしたのはリバプールだった。

 前半26分、最終ラインでビルドアップしていたオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、左サイドのセネガル代表FWサディオ・マネの動き出しを見逃さず約50メートルのロングフィードを前線に送る。左サイドから走り込んだマネは相手DFラフィーニャの内側に上手く入り込み、競り合いながら最終ラインの裏へ抜け出すと、右足アウトサイドでゴールとは反対方向へトラップ。飛び出してきたGKマヌエル・ノイアーをゴールに背を向けた状態からの素早いターンでかわし、カバーに入ったDFニクラス・ジューレとラフィーニャをあざ笑うかのように、左足でシュートを決めた。

 この一撃は英メディア「スポーツ・バイブル」が「最も信じ難いボールタッチ」と報じるなど、得点者であるマネの技術に多くの賛辞が送られたが、パーフェクトなフィードを送ったファン・ダイクのアシストも注目を浴びた。そしてCL公式インスタグラムは、試合の中継映像とは異なる3つのアングルのカメラが捉えた得点シーンを公開すると、3日間で再生回数が570万回を超える大ヒットとなっている。

 動画はまず後方から撮影された映像からスタートしており、この角度からはファン・ダイクが送ったロングフィードの美しい軌道がよく分かる。それもあってか、投稿の返信欄にはマネの巧みなコントロールだけでなく、ファン・ダイクのアシストを称える声も多く寄せられており、「世界最高のCB」「一流のビジョン」「なんてボールとフィニッシュ」「完璧」「驚くべきゴールだ!」といったコメントが並んでいた。

 リバプールは準々決勝でポルトと対戦する。バイエルン撃破の勢いのまま、2年連続でファイナルの舞台まで駆け上がり、準優勝に終わった昨季のリベンジを果たせるだろうか。

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