病気と闘う子供たちへ 自身も肺がんを治療中の元フットサル日本代表らがイベント開催

選手たちが子供たちと会話をしたり、サインをしたりする時間も設けられた【写真:河合拓/Futsal X】
選手たちが子供たちと会話をしたり、サインをしたりする時間も設けられた【写真:河合拓/Futsal X】

参加した久光も決意新た 「僕らはFリーグの試合で活躍する義務がある」

 イベントの最後には、Fリーガーから子供たちにプレゼントが送られ、選手たちが子供たちと会話をしたり、サインをしたりする時間も設けられた。参加した選手たちが子供たちに挨拶する場面もあり、若手選手が「Fリーグの試合を見に来てください」と呼びかける一幕もあった。

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 第2回目となるイベントを終えた久光は、「子供たちが笑顔になって、それを見た親御さんも笑顔になる『笑顔の連鎖』が見られる場面もありましたし、選手たちも子供たちに顔と名前を憶えてもらえる、きっかけを作れたと思います。また、僕も含めて『試合を見に来てね』と言った選手たちには、Fリーグの試合で活躍する義務があります。公式戦の舞台に立つために所属クラブでの日々の練習から取り組んで、『治療をしてFリーグを見に行くんだ』と思ってくれた子供たちの期待に応えたいと思います」と、決意を新たにしていた。

 終了直後から、子供たちはもちろん、子供たちの親、医療関係者、スポンサーと、このイベントに立ち会ったさまざまな立場の人から、「ぜひ来年も」という言葉が口々に飛び交った。全員が、それぞれに目標を持ちながら、“再会”に向けて動き始めている。

(Futsal X・河合拓 / Taku Kawai)



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