「もうベテランなので」 乾貴士、23歳DF安西のサポート約束「僕は周りを生かせる」

日本代表MF乾貴士【写真:Football ZONE web】
日本代表MF乾貴士【写真:Football ZONE web】

ボリビア戦では左サイドで先発が濃厚 「バランスを取ったり、守備での貢献も考える」

 日本代表は26日、キリンチャレンジカップ(ノエビアスタジアム神戸/19時30分キックオフ)でボリビア代表と対戦する。森保一監督は前日会見で「基本的に総替えで臨む」と、大幅なメンバー変更を示唆。22日のコロンビア戦(0-1)で途中出場だったMF乾貴士(アラベス)はサイドでのスタメン起用が濃厚だが、「もうベテランなので」と若手の特徴を引き出すことを誓った。

 ロシア・ワールドカップで4試合2得点と鮮烈な活躍を見せ、日本のベスト16進出に大きく貢献した乾だが、今季移籍したベティスでは出番に恵まれず、代表からも遠ざかった。今年のアジアカップでは10番を背負ったが、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)の負傷離脱による追加招集。大会でも先発は1試合にとどまり、悔しい思いを味わった。

 しかし、冬の移籍市場でアラベスへの期限付き移籍を決断。新天地では右サイドハーフとして6試合連続で先発出場を果たし、2ゴールを決めるなど調子を上げている。22日のコロンビア戦では後半26分からの途中出場だったが、森保監督が「総替え」を示唆したボリビア戦では左サイドでのスタメン起用が濃厚だ。約2カ月半ぶりの先発に向けては、「周りを生かす」ことを意識しているという。

「バランスを取ったり、守備での貢献も考えないといけない。(左サイドバックの安西)幸輝が出れば初先発で緊張もするだろうし、いろんなプレッシャーがあると思う。(僕も)もうベテランなので、そういうところも助けてあげたい」

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